ビーポーレンってなに？

ビーポーレンの色は採れた花によって様々で、黄色やオレンジから赤や紫などもあって、とてもカラフルです。 

みつばちは左右の足に１つずつ花粉だんごを付けて巣に持ち帰ります。

みつばちの後ろ脚には花粉が付きやすいような構造になっている箇所があり、花粉バスケットと呼ばれております。

花粉と聞くと真っ先に思い浮かぶのは、花粉症という方は多いのではないでしょうか？

花粉症をを引き起こす花粉はスギやヒノキなどの風に乗って受粉する風媒花粉の方であると言われております。

これに対してみつばちが運ぶビーポーレンは虫媒花粉と呼ばれており、風に舞い上がることはなく花粉症を引き起こすことはないと言われております。

花粉症はアレルギー反応で、化学物質のヒスタミンが体内で大量生成されることによって、くしゃみや鼻づまり、目の痒みなどの症状を引き起こすと言われております。

ビーポーレンに含まれるケルセチンにはヒスタミンを抑制する効果があると言われ、花粉症などのアレルギー症状に対して高い効果が認められております。

ビーポーレンに対する感心は20世紀中頃のヨーロッパで一気に高まり、それに伴って盛んに研究や検証が行われるようになりました。

中でもスウェーデンでは花粉エキス由来の医薬品が作られて幅広く使用されております。ビーポーレンが持つ可能性はまだまだ広がって行くものと思われます。

 健康食品界のスーパーマン

かつて食の乱れが大流行していた時代のアメリカやカナダでは、多くの人々は栄養バランスを欠いて大変に不健康な生活を送っておりました。 

食の乱れと聞きますと高カロリー食による肥満をイメージされる方が多いかと思いますが、栄養素の欠乏による栄養性疾患も医療費を膨大させて、大変に深刻な社会問題を引き起こしておりました。

代表的な栄養性疾患の一例として、脚気（かっけ）はビタミンB1の欠乏、壊血病はビタミンCの欠乏によって引き起こすと言われております。

これらの症状は薬品の投与ではなかなか改善されませんでしたが、それまで欠乏していた栄養を補給するだけで症状が改善することが解明され大きな話題となりました。

そこで1980年代にアメリカ・カナダの食事療法士や医師のグループによって、栄養バランスが特に優れている食品と一部の栄養が突出して多く含まれている食品をスーパーフードと認定し、栄養性疾患の改善に推奨されるようになりました。

しかし認定を得るには更に2つの条件を満たしていなければなりませんでした。

1つめの条件は、その食品が何世紀にも渡り人々の健康に寄与してきた長い食歴があること。

2つめの条件は、その食品の安全性と信頼性が研究によって十分に解明されていること。

スーパーフードとは、これらの条件を全て満たした健康食品のみが認定される、最高の称号なのです。

スーパーフードと耳にするとアサイーやキヌア、チアシードなどを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか？

みつばちが花々の花粉を集めて作ったビーポーレンも長年に渡って世界中人々の健康を支え続けた功績により、スーパーフード界の上位にランクインしております。

その理由は、生物が生命活動を行うために必要な六大栄養素（ビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維）の全てがバランス良く含まれているためです。

さらに20種類の必須アミノ酸と、核酸、フラボノイドまで含まれており、現在判明している栄養素だけでも90種類を超えております。

スーパーフードのビーポーレンは、欠乏した栄養素を補うには魅力的な食材と言われております。

 美味しく食べる　ビーポーレン

ビーポーレンはティースプーンなどでそのまま食べて頂いても問題はありませんが、色々なお料理に使えば美味しくお召し上がり頂けます。

ビーポーレンはヨーロッパで盛んに食される傾向にあり、パスタやポタージュなどの調味料として使われております。

ピザにお使い頂く際は、ふりかけた後にローストすると良い香りが楽しめます。

他にも中華料理や和食、各地方の郷土料理などにも幅広くお使い頂けます。

けんちんうどんや味噌汁にふりかけても美味しく頂けます。

ヨーグルトやサラダなどの低温の食品にふりかけると、ビーポーレン特有のポリポリ感が残ってしまうことがあります。

ポリポリ感が気になる方はペッパーミル（胡椒挽き）などでパウダー状に挽いて頂きますと美味しく頂くことができます。

 長い歴史が味わえる　ビーポーレン

スペイン北部のカンタブリア州には、ユネスコ世界遺産に登録されているアルタミラ洞窟があります。

この洞窟には古い壁画が描かれていることで有名ですが、そこにははちみつ採集の風景も描かれています。

この壁画が描かれたのが18,000年～10,000年前と言われていることから、スペインの養蜂は気が遠くなるような長い歴史の中で培われてきたことが伺えます。

現在でも温暖な気候のため養蜂が盛んに行われておりますが、中でも世界最高品質のビーポーレンの生産地として有名です。 

ビーポーレンは小麦や米などが生産される遙か以前から人類を支えてきた食材であると考えられているようです。

これからも末永く人類を支え続けて行って欲しいと思います。

そんな魅力がたっぷり凝縮したスーパーフード・ビーポーレンを、是非この機会にご賞味下さい。

当園では自然豊かなタイ・チェンマイ地方でお茶の花から採取しました「お茶花粉のビーポーレン」をお届け致しております。70g、220g、500gのビーポーレンをご用意致しております。 

詳しくは画面左のお届け商品覧にございます「ビーポーレン（みつばち花粉）」をご覧下さい。